「ワイヤーコードは編むのが難しい」と言われがちです。実際に普通の糸よりも硬くて滑りづらそうで難しそう。

だけど、本当に難しいの?

編み物経験は小・中・高と、まぁ、気が向けば冬にマフラーを編んだり、家庭科の課題でセーターを編んだり(未完)。その程度の腕前でワイヤーコードを編み始めたうちのスタッフは

 「難しかったです。なのに出来上がると目が揃って無くてもキレイ![ぴかぴか(新しい)]’」

という感想です。

編むのは確かに難しいのですが、綺麗に目が揃って無くても、編み方がヘタでも、出来上がりは絶対に全部上等な出来上がりになる。

それがワイヤーコードです。

一般に言われている通り、冬には寒さで硬くなってしまうため、柔らかくするためヒーターの前やこたつ、床暖で温めながら編むとちょっと編みやすくなります。

これは目の揃ってないガーター編み しかも初心者が編みがちなキツキツに編んだ編み地の写真です。

もう不安だし、手が痛いしで、汚くてもなんでもとりあえずは編み上げようと、初めは誰もが思うのですが安心して下さい。驚いたことに仕上がってみると汚くないんですよ。

どうでしょう?

大きいビーズを縫い付けてみましたが、こんなふうに色々刺繍したら凄くゴージャスになりますね。

持ち手はリングを編み込むのがちょっと初心者には難しいと思いますので、普通に鎖編みで持ち手として編んだり、すでに出来ている持ち手など買ってきてそのまま使うと手軽ですね。クリップ式でパチンとはめられる持ち手も取り付け直しが簡単ですすめです。

最後にもう一つ、ワイヤーコードは編み直しも気軽に出来ます。
解いたときによれよれカールしてしまったテープも、お湯で簡単に元通りの新品状態になりますよ。
詳しくはこちらご覧下さい。

何度でも編み直せて、気軽に挑戦できるのがワイヤーコードの良いところ。
是非、まずは編んでみてくださいね!

※ こちらの記事は2010-05-12 ブログ『Toki Houseの「コレどう?」』から再編・追記をして掲載しました 。